布団ちゃん単独インタビュー“RAGE SUPER MATCH Powered by Rakuten Optimism”「いま自分の中ではちょっと1つ階段登れたフェーズ」

布団ちゃん単独インタビュー“RAGE SUPER MATCH Powered by Rakuten Optimism”「いま自分の中ではちょっと1つ階段登れたフェーズ」

 楽天グループ株式会社協力のもと、国内最⼤級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」が、楽天グループ最大級の体験イベント「Rakuten Optimism 2024」の会場内にて“RAGE SUPER MATCH Powered by Rakuten Optimism”として、2024年8月3日・4日に東京ビッグサイトで開催されました!

 progaming.jp編集部ではDAY1となる「RAGE STREET FIGHTER」の現地取材を実施。そしてなんと今回、大人気ストリーマー“布団ちゃん”に単独インタビューをさせていただきました!

 人気ストリーマー・VTuber・格ゲーマーたち計20名が出場し、垣根を越えた4チームに分かれて戦った本大会へ出場した感想や試合への熱い想いをたっぷり語っていただきました。イベント終演直後の熱気冷めやらぬ中でのインタビューを是非ご覧ください!

終演直後、布団ちゃんへ直撃インタビュー

布団ちゃん(ふとんちゃん)
ライブ配信プラットフォームOPENREC.tvを中心に、ゲーム実況、雑談などの配信活動を行う、大人気ストリーマー。YouTubeでは料理配信活動も行っており、自身の料理本も出版している。
今回の「RAGE SUPER MATCH Powered by Rakuten Optimism」では、DAY1「RAGE STREET FIGHTER」へTEAM SHAKAの中堅として出場。

やっぱり鼓舞したい、「勝利」を。

ーー本日のRAGEへの出場、お疲れ様でした!

布団ちゃん:お疲れ様でした!

ーーまずは、今日一日を通しての感想をいただけますでしょうか!

布団ちゃん:スト6の大会に何度か出させてもらっていますが、チームバランスがやっぱり凄く大事だし、でもバランスといっても本人像のところがある中で、自分のチームだけじゃなく、それ以外のチームがめちゃくちゃ頑張って拮抗して見どころが凄くあったなと感じましたね。自分の試合以外の他チームの試合も、すごい手に汗握る形だったので、選出が良かったとかじゃなく、みんな格ゲーが好きでよく練習した結果が現れたんじゃないかなって感じました。

ーーそうですね!出場者の皆さん幕間含めスト6愛が炸裂していたように見えました!

布団ちゃん:ほんとそうですよね。

ーー出場者といえば、今回は人気ストリーマー・VTuber・格ゲーマーたち計20名が出場し、垣根を越えた4チームに分かれて戦いましたが、試合前から個人的に注目していた出場者はいらっしゃいますか?

布団ちゃん:そうですね、リサーチしたのが自分が戦う相手だったので、ありけんくん。レアキャラのダルシムだったので、それがちょっと対策しないと。やっぱ、やるからには勝つところを見せたいなというところなので、いろんなとこ行きましたね。ちょうどEVOでラスベガスに先々週行ってて、そのあとREJECTの対戦会とかお呼びを受けたのですが、いろんなプロゲーマーの人たちと邂逅することが増えてきて、プロのダルシム使いの方とかにお教えいただいたりとかした仲があって。結構スト6やって垣根を越えていろんな人たちと交流するようになったので、やっぱり一人の力だけでは難しかった、ありけんさんと戦うにあたっては。なので注目していたのはありけんさんでしたね。

ーーありけんさんとの戦いでもパリィや攻撃を安定して繰り出し戦われていたりと、今回連勝されている姿が目立っていましたね!

布団ちゃん:ありがとうございます!

ーー最初の予選では、次鋒のSHAKAさんがベガで上手くいかない状況で、次の中堅戦で布団ちゃんさんが3連勝。3位決定戦でも相手チームにリーチがかかる状況から、最後にこく兄さんが勝つところまで繋ぎ切るように、結構チームを背負う場面が多い中で勝ちを取りに行く活躍が見えました。何か今日は調子よかったなとか行けるなみたいなところはあったのでしょうか?

布団ちゃん:そうですね……緊張しなくなりましたね。オフライン大会に沢山この1年間で出たので。チームの雰囲気もすごい良くて、会場のお客さんのノリもすごい良かったから、なんかのびのび出来たなって感じはしますね。

ーー雰囲気といえば、特に布団ちゃんさんやこく兄さんは幕間や勝利後にお客さんを盛り上げるように能動的に動かれているのも感じました!あれは意識的にされていたのか、それとも楽しいからノリノリでされていたのかが気になります!

布団ちゃん:いやー、両方ですね!やっぱり来てくれた方たちにアピールしたい。僕のことを知らない方もきっと沢山いると思うんですけど、やっぱり鼓舞したい「勝利」を。チームを盛り上げるっていうところと、楽しませたいっていう両方ですね。

ーー今日のイベント中も話題に上がっていましたが、RAGE前夜の配信でスト6のランク「レジェンド」を達成されていましたね!おめでとうございます!

布団ちゃん:そうそうそうそう、ありがとうございます(笑)。空き巣レジェンドっていうんですけどねまあ(笑)。

ーーそんなことないですよ!(笑)

布団ちゃん:いやいやだってまだプロゲーマーの人たち……マゴさんとかまだレジェンド踏んでないんで、やってないから!ランクがリセットされてやってないから!(笑)

ーーなるほど……ですがレジェンドランクを踏んでみてモチベーション的なものはやはり上がったりしましたか?

布団ちゃん:あー、ありますねそれは。成功体験だと思うのでそれも。決してね、空き巣レジェンドというけども、簡単なもんじゃないんですよ。まあトントン拍子で上手くいって、スクリムも勝てたっていう意識があるのと無いのとでは、本番に負けっぱなしとか上手くいかない状況で臨むよりは全然いいかなって感じで。

凌ぐのではなく、返してやりたい。

ーーおぼさんの本田のケツに大分苦しめられている瞬間もありましたね、5連発くらいされてましたか?

布団ちゃん:そうですねー……いやもうね、宣言したじゃないですか、ケツ。いや俺は本来ならパリィやガードなんですけど、やっぱ昇龍出したいんすよあそこでは!ケツをなんとか、なんとか落としてあげたい。

ーー凌ぐのではなく返してやりたいっていう

布団ちゃん:そうそう、ケツを出せなくなるっていう状況にして勝つのがホントの勝ちだと思ったので。おぼくんの宣誓を棄却させる。

ーー今回の大会では団体戦がありましたが、チームとしての感想もいただいてもよろしいでしょうか?

布団ちゃん:自分のフェーズが中堅だったので、先鋒次鋒の人たちの試合結果が分かった状態。自分がここ落としたら次が厳しいとか勝ったらまだチャンスがあるとか、その辺が中堅の担うとこだと思ったので、先鋒次鋒の方たちには「のびのびやっていい、何とかするから」という気持ちがあった。それがやっぱチーム感というか。勝った後に、こくじんさんマゴさんに「繋いだよ!繋げてくれよな!」ってバトンを渡すのが面白かったですね。

ーー布団ちゃんさんのバトンを繋ぐことへの熱量は出場者の中でも随一レベルに見えていました!

布団ちゃん:いやー、そうですか!嬉しいっす!

ーーまた今回、個人戦では珍しいBO1(1本先取)形式でしたが、やってみる側としてこのシステムはどうでしたか?

布団ちゃん:よく格ゲーって置きとか差し返しとか重ねとかいろいろあるんですけど、意識するところとしてはあまり重ねなかった。1先だと相手のODのパナしとか起き上がりのパリィとかそういうの見たら投げちゃえばいいし、ODだったら最大出せばいいし。自分の中での戦略ではBO1だったら重ねずにちょっと見るっていう展開を多くしましたね、これが勝ちやすいのかなぁって思って。だからリプレイ見ると俺は結構、「ラッシュして見る」っていうところがかなり多かったと思うんですけど、それに徹底しましたね。

布団ちゃんと、これからのスト6。

ーーテリー・ボガードを使うという話もされていましたが、ついにリュウを卒業するのでしょうか?スマブラでもテリーを使われていたので、やはりテリーには愛着が……?

布団ちゃん:そうですね元々KING OF FIGHTERS勢だったのでテリーにすごい愛着があるし、あとやっぱ今日のSHAKAさんの「ベガいったけど実はマリーザ使う」みたいなあの展開、俺も出来るじゃないですか(笑)。

ーーあの魅せ方かっこよかったですよね!痺れました(笑)

布団ちゃん:うん、痺れた!あれは嫉妬しちゃった。タバコ休憩しているときSHAKAさんに「嫉妬したよあれ~」って言ったらSHAKAさん笑ってた(笑)。

 あと持ちキャラ2つになると、展開に応じて「おっ!来るかリュウ?」みたいなのもできるから。ある意味リュウを輝かせるために俺はテリーを使うっていう思いもあるし、テリーを使いたいっていう本心ももちろんあるし。いろんな気持ちの中でテリーを選択しようと思ってます。あとは、きっとカプコンさんがナンパした別ゲームのキャラだからきっと弱くは作らないだろうっていう、ちょっとメタい読みを(笑)

ーーSHAKAさんの時もそうですが、今日すごく会場が盛り上がっていましたね。こんなこと言ってしまうのもアレですが後ろの方までびっちり埋まると思っていませんでした。

布団ちゃん:ね、俺もちょっと思っていなかったんですよ。満員御礼でしたね。

ーー各試合前の入場映像シーンでも掛け声であそこまで盛り上がっているのも珍しく感じて、いいなぁとなりました

布団ちゃん:意外とありますよ!結構あります!FAVCUPでもあったりしましたね!

ーーそうなのですね!ちなみに他のゲームのタイトルでもオフラインイベントに出演されることがあると思うのですが、格ゲーイベントならではの盛り上がり方など感じることはありますか?

布団ちゃん:例えばFPSゲームとかが今までメインだったと思うんですけど、FPSはモニターのスイッチの切り替えとかもあって、チームレベルでの行動をお客さんが全容をあまり理解できないじゃないですか。実はすっごい活躍しているんだけど目立たなかったとか、逆にめちゃくちゃ活躍したんだけど死んでいるとこだけ出ちゃって、結果この人はちょっと今回は良くなかったねみたいなのが格ゲーだとあんまり無い。一方的にボコられててもみんな練習しているから、負けたんだけどこういう所が良かったよねっていうのが分かる。

 いろんなファンのお客さんたちがいらっしゃっていると思いますから、この人を見に来たっていうお客さんからしたら「負けたけど良かった」とか「勝ってよかった」とかいろんな目線で見れるのが個人戦の大会の良さなのかなって思います。

ーーありがとうございます!そうですよね、今回も現地へ見に来てくださったファンや配信上で見てくださったファンが盛り上がっていたと思います。では、最後にファンの皆さんへ一言お願いしてもよろしいでしょうか。

布団ちゃん:そうですね、あんまり柄じゃないんですけど……やっぱりストリートファイターまだまだきっとこれから盛り上がってくると思います。いま自分の中ではちょっと1つ階段登れたフェーズだったので、まだまだ自分の限界を配信や大会でお見せ出来たらなと思っていますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!

ーーありがとうございました!

📸TEAM SHAKA・現地フォトギャラリー

現地取材ならではの画角や配信カメラに映り切らなかったオフショットを公開します!
本記事ではインタビューさせていただいた布団ちゃんが属していた、TEAM SHAKAの現地写真を厳選。

TEAM SHAKA メンバー
先鋒・アルランディス選手
次鋒・SHAKA選手
中堅・布団ちゃん選手
副将・こく兄選手
大将・マゴ選手

ほんとはこしあん派

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