【CAPCOM CUP 11】グループステージ Day3速報

【CAPCOM CUP 11】グループステージ Day3速報

3月5日より、両国武道館で開催されている『ストリートファイター6(スト6)』の世界大会のCAPCOM CUP 11(CC11)のDay2が3月6日に開催されました。先日行われたDay1と同様にCC11のTop16を決める3日間のグループ予選の3日目、最終日になります。グループを抜け、TOP16に進出するのは各グループ2名。1位抜けはTOP16トーナメントのウイナーズサイド(W表記)に、2位抜けはルーザーズサイド(L表記)に入るので、抜けるだけでなく順位も重要です。

Day3はGH、ABC、DEFの順番で行われます。

グループGの結果

グループGはDay2まで全勝だったXIAOHAI選手がもっとも1位抜けに近い存在でしたが、まさかの2連敗。Jucyjoe選手が最後の試合も取り、4勝1敗で1位抜けを決めました。3~6位すべてが2勝3敗となったので、Xiaohai選手はDay2までの貯金でなんとか2位抜けとなりました。

W Jucyjoe 4勝1敗 +4
L Xiaohai 3勝2敗 ±0

3位 Kilzyou 2勝3敗 ±0
4位 Caba 2勝3敗 -1
5位 NuckleDu 2勝3敗 -1
6位 Nephew 2勝3敗 -2

グループHの結果

Shuto選手とAngryBird選手の本命を抑え、3勝をあげたJuninho-Ras選手でしたが、Day3で対戦する相手がAngryBird選手とShuto選手のふたりと残した相手が悪すぎます。Juninho-Ras選手は、両選手に敗北し、最終的にはAngryBird選手とShuto選手が4勝1敗でグループ抜けを確定しました。Shuto選手はAngryBird選手に勝利していましたが、圧倒的なポイントを稼いだAngryBird選手がウイナーズ抜け、Shuto選手がルーザーズ抜けとなりました。

W AngryBird 4勝1敗 +7
L Shuto 4勝1敗 +4

3位 Juninho-Ras 3勝2敗 ±0
4位 Lexx 2勝3敗 -1
5位 Sole 2勝3敗 -2
6位 Kusanagi 5敗 -8

グループAの結果

Day2終了時点で3勝した選手がいないという超混戦となっているグループ。Takamura選手が2勝し、4勝1敗でウイナーズ抜け。混戦の中、Punk選手とのミラー対戦に勝利したPhenom選手が3勝2敗でルーザーズ抜けとなりました。2勝1敗と有利な状況にいたSalvatore選手とPunk選手はどちらも2敗となり2勝3敗でフィニッシュ。板橋ザンギエフ選手はDay2で獲得した初勝利に勢いのまま、最後の試合も勝利しました。

W Takamura 4勝1敗 +6
L Phenom 3勝2敗 +3

3位 Salvatore 2勝3敗 ±0
4位 Punk 2勝3敗 -2
5位 板橋ザンギエフ 2勝3敗 -3
6位 Hotdog29 2勝3敗 -4

グループBの結果

グループBもグループAと同様に3勝に到達した選手がいない混戦リーグ。Day2までで2勝1敗だった3選手の中、唯一Day3で2勝したNoahTheProdigy選手が1位抜けを決めました。2位争いはどのグループよりも熾烈で、3選手が3勝2敗で並びます。NLは3勝2敗で稼げる最高得点となる4ポイントを獲得し、2位抜けを決めました。

W NoahTheProdigy 4勝1敗 +5
L NL 3勝2敗 +4

3位 JB 3勝2敗 +1
4位 GranTODAKAI 3勝2敗 +1
5位 s4ltyKiD 2勝3敗 -3
6位 Anik 5敗 -8

グループCの結果

Day2の2敗で崖っぷちとなったときど選手がグループ抜けをできるか注目されたグループ。自力と他力の両方が揃わないと勝ち抜けませんでしたが、風はときど選手に吹き、極細の針穴を通してルーザーズサイドでのTOP16進出を決めました。かたや翔選手は初戦でときど選手に敗れるも2戦目はしっかり勝ちきり4勝1敗でグループを1位で抜けました。

W 翔 4勝1敗 +6
L ときど 3勝2敗 +1

3位 Zangief_Bolado 3勝2敗 ±0
4位 Dual Kevin 2勝3敗 -1
5位 Jabhim 2勝3敗 -1
6位 GGHalibel 1勝4敗 -5

グループDの結果

ここまで1位抜けは4勝1敗が最高でしたが、グループDではBlaz選手が全勝、5勝無敗でグループ抜けを決めます。チリから来たわずか15歳のリュウ使いの強さに会場も騒然です。2位抜けは3勝2敗のBroski選手。4位のVxbao選手とは勝敗もポイントも同じでしたが、直接対決の結果により、順位が確定しました。

W Blaz 5勝 +7
L Broski 3勝2敗 +3

3位 Vxbao 3勝2敗 +3
4位 Bravery 2勝3敗 -3
5位 Armperor 1勝4敗 -5
6位 iDom 1勝4敗 -5

グループEの結果

グループDと同様に全勝でグループ抜けをしたふ~ど選手。しかも、ポイントは+9とChrisCCHにしかセットを取られていないという準パーフェクト。無類の強さで勝ち抜けます。2位はふ~ど選手に敗北するもそこから巻き返したmenaRD選手となりました。勝ち越しを決めたのはこのふたりだけなので、グループEがふ~ど選手以外の選手が拮抗していたのがわかります。

W ふ~ど 5勝 +9
L menaRD 3勝2敗 

3位 LimeStone 2勝3敗 -1
4位 ChrisCCH 2勝3敗 -2
5位 Mister Crimson 2勝3敗 -2
6位 Deiver 1勝4敗 -7

グループFの結果

死のグループと言われただけあり、Day3でも混戦が続きます。ただ、結果的には4勝1敗がふたりでて、文句なしのグループ抜けとなりました。1位抜けはLeShar選手。いきなり敗戦から始まった予選ですが、そこから4連勝で1位となりました。2位のXian選手は最終戦のOil King戦で0-2で敗れると敗退となりましたが、きっちり勝ってトーナメント進出を決めました。

W LeShar 4勝1敗 +6
L Xian 4勝1敗 +5

3位 Big Bird 3勝2敗 +1
4位 JAK 2勝3敗 -1
5位 Oil King 2勝3敗 -3
6位 Uriel Velorio 5敗 -8

©CAPCOM

eスポーツを精力的に取材するフリーライター。イベント取材を始め、法律問題、eスポーツマーケットなど、様々な切り口でeスポーツを取り上げる。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『ゲーム業界のしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社刊)。@digiyas

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