加藤純一さん単独インタビュー&総合レポート “配信者ハイパーゲーム大会、そしてこれから”。「人の感情がちょっとでも僕で動いて欲しい」

2024.3.22
加藤純一さん単独インタビュー&総合レポート “配信者ハイパーゲーム大会、そしてこれから”。「人の感情がちょっとでも僕で動いて欲しい」

 ライブ配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を運営する株式会社OPENRECが主催、そして配信者として活躍している加藤純一さんが企画・監修をする“加藤純一 presents 「第二回 配信者ハイパーゲーム大会」(以下、配信者ハイパーゲーム大会)”が、2024年3月16日・17日にKアリーナ横浜で開催されました。

 progaming.jp編集部では今回ありがたいことに、イベント期間中のお忙しい中でお時間をいただき、加藤純一さんに直接のインタビューを実施しました。配信者ハイパーゲーム大会の第二回開催を迎え、イベントや出演者、視聴者への思い、そしてこれからの活動について訊きました!

加藤純一さん直撃インタビュー

加藤純一(かとう じゅんいち)
配信者ハイパーゲーム大会で企画・監修・チェアマンを務める。
日本国内・世界規模でトップの配信者として活躍中。eスポーツチーム「ムラッシュゲーミング」・美容室「CUT純」オーナーでもある。

やり残したことは無い

ーー今回ハイパーゲーム大会の現地取材もさせていただいているのですが、常に大盛況ですね!

加藤:あざっす!

ーー最高のイベントだったと思うのですが、今回イベントへ向けて準備してきて加藤さんの中でやり残したなと感じていることはありますか?

加藤:そうですねー。僕去年の6月7日くらいから準備していたみたいなんですよ、このイベントを。長いですよね(笑)

ーーほぼ丸1年!長いですね

加藤:で、スタッフさんも日本で一番の熱量を持ってやっているなと僕自身感じていたんですよ。それでも細かい部分を100%までは詰めきれなかったなっていう風に、率直な感想で思ったんですよね。もちろん内容は素晴らしかったんですけど。

 後悔とかがある訳ではないんですけど、こういうイベント事って100点は中々取れないんだなっていうのが素直な感想で。やり残したことは無いんですけど、「うわぁやり切った!もう100点満点だ!」ていう気持ちは無いですね。

配信者ハイパーゲーム大会、そしてこれから

ーーこれまで加藤さんは”配信者ハイパーゲーム大会”を2年連続開催、プロゲーミングチーム“MURASH GAMING”の設立、美容院”CUT純”をOPENするなど、配信に限らず様々なことを実現していますが、今後更にやってみたいことの構想や夢があれば教えていただきたいです

加藤:んー、なんだろう。やっぱりそれは手段なんですよね。配信もそうだし、美容院もそうだし、プロゲーミングチームもそうだし、こういったイベントごともそうだと思うんですけど。

 僕はやっぱり、僕のことを好きな人、嫌いな人でもどちらでもいいんですけど、その人たちに楽しんで欲しかったり、感情がちょっとでも僕で動いて欲しい。「こいつムカつくな」でも正直良いんですよ。「こいつおもれぇ」とか「今日の加藤つまんねぇ」「今日のこいつはおもろい」。なんでもいいんですけど、その人の感情を動かす手段で、イベントをさせていただいたりしていて。

 美容室立てたのも、僕の視聴者やっぱり冴えないオタクがすごい多いんで。ちょっとでもそいつらがかっこよくなって彼女ができて、結婚して幸せになって欲しいなっていう。それも感情が動いているじゃないですか。そういう理由で建てたんですよ、本心で。

 ゲーミングチームも、くすぶっている奴らが一生懸命努力してそいつらも幸せになるし、俺もそれを見て気持ちいいし、その過程を見ている視聴者も感動したりするっていう手段なだけであって。だからまあ、あんまりいろんなことをしているつもりは無いんですよね。

ーー視聴者や周りにいる人たちの心を動かして何かを変えたい、といった気持ちが大きいのですね

加藤:やっぱそうなんですかね。言語化するとそういうのに行き着くなって今思いましたね。ただやっぱ好きなものは配信です!

ーーやはり一番は配信ですか!

加藤:そうそう!やっぱりもうぶっちぎりですね。うん配信かな、やりたいことは。配信してたいですね、ずーっと。

継続してやっていると、気づいていなかった魅力も見つかる

ーー今回も多くの配信者が出演していますが、主に配信上で絡むことが多いと思います。1年ぶりにオフラインで接する大きな機会となり、実際に対面したり大会での盛り上がりを見てどんな印象を感じたか教えてください!

加藤:去年ちょっと緊張していたりアウェーだったりした配信者も2回目を迎えて、上から目線とかでは無く、いち客観的に「この子こういうパフォーマンスできるんだ」とか「こういうことする人なんだ」っていう気づきが僕の中でいっぱいあるんですよ。今年1回目の子たちも見るからに固いし、顔も強張ってるんですけど、多分俺がまだ気づいていない魅力がこの子たちの中にもあるんだろうなぁっていう気持ちがあって。やっぱり継続してやっていると、そういう風に人の良いところも見つかるなというのがあります。毎日会う必要はないと思うんですけど、年に1回くらいそういった機会を設けられて、お互い刺激を与えたり与えられたりしていけるのは凄く良い関係じゃないかなと個人的には思います。

ーー久しぶりに会ったら成長していたりなど、1年は結構変わりますよね

加藤:そう、みんな頼りになるんですよ。俺は老いていくばっかりなんですけど(笑)

ーーいやいやそんなことはないですよ!!(笑)

加藤:いやいや本当にそうなんです(笑)。なんか去年まではもっとスタミナあったなと思ったんですよ。

 まあでもやっぱり30歳いっていない子たちが多いですから、精神的にも成長していくんだなこういう人たちはと思っていますね。

もこう、こくじん、そしてみんなへの信頼

ーー大会二回目を開催するに当たって「この人がいると頼もしいな・外せないな」と思った方を教えてください!

加藤:誰だと思いますか?

ーーこくじんさんですか?

加藤:ああー!こくじんさんもそうですね。でも“もこう”ですね。こくじんさんは2番目かな。でもみんな頼りにしているから呼んでます。オフラインに来ていただいている配信者さんは、頼りになるなと思って呼んでますね。ただ、もこうとかこくじんさんはプライベートでも仲良しだから、よりそういった面では頼りになるなと思っているけれども、みんな頼りになりますね。

引き続き僕ばっかり見て欲しい

ーー最後に、オンラインオフライン問わず見に来ていただいている方々やファンの方々へ一言お願いします!

加藤:オフラインに来られるっていうことは、貴重なお金と時間を使ってわざわざ足を運んで来ていただいている訳ですし感謝でしかないです。そういう風な形でないにせよ、オンラインでも時間を使って見てくれている人たちも同じくらい僕は大事です。これからもそういった人たちにちょっとでも期待に応えたいなという気持ちがあるので、引き続き僕ばっかり見て欲しいです!

次ページからは配信者ハイパーゲーム大会を現地写真で振り返りましょう!

ほんとはこしあん派

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