
スト6×快眠の熱狂が両国を包んだ一日 ――
2025年7月5日(土)、東京・両国KFCホールで開催された「第二回 睡眠計量e‑SPORTS CUP 〈SLEEP FIGHTER II〉」。
【挑戦しよう、まず寝よう。】をテーマに、“しっかり寝た者が勝つ”という独自ルールを掲げる本大会は、昨年の好評を受けて規模を拡大して開催されました。
抽選で招待された100名の観客と、配信から応援する視聴者が見守る中、5時間超にわたるドラマが繰り広げられました。配信だけでは伝わり切らない現地ならではの空気感ある写真と共に、当日の模様を余すところなくレポートしていきます。
今年も力の入った圧巻の装飾とブース
今年もステージにベッドが!
出場者はチームメイトが闘っている間、後ろにあるベッドに腰を掛けてボイスチャットに参加しながら試合を見守ります。チームのVTuberは個別配信をしていたため、メイン配信には載らないボイスチャットでの会話を聞くことが可能に!視聴者は複窓視聴が捗ります。




今年の鍵は睡眠だけでなく【夢オチ】も!
昨年と同様にチーム単位で睡眠時間を計測し、一定の水準に満たない場合は減点が発生するルールはそのままに、睡眠の質を用いた新しいルールが追加されました。
その名も夢オチ権!睡眠スコア最上位チームが1試合につき1ゲームを“夢だったことにできる”救済システムとなっています。
実況を務める平岩さんの「この大会のいいところは、睡眠がおまけじゃないところですよね。しっかり寝てないと試合に影響するんです」といった説明に、「無理して練習するより、ちゃんと寝た方がいいというメッセージかもしれない」と解説を務めるハメコ。さんが興味を強く示す一面も。

随所に見える“睡眠ドラマ”と勝敗の行方
第1試合:バキバキシャカトリス vs 快眠!おじベロス
先鋒の一条莉々華選手と龍ヶ崎リン選手のカードで幕を開けた本戦。バキバキシャカトリスは合計136時間で睡眠ポイント上では優位。「寝不足は俺だけ」と語った大将・どぐら選手だったが、蓋を開けてみれば“快眠チーム”おじベロスが要所を締めてストレート勝利。


第2試合:ドライブゲージファイナンス vs SLEEPINKDRAKE
ドライブゲージファイナンスが夢オチ権を携えて登場。先鋒の花京院ちえり選手は「ルークとの愛を深めてきたので、頑張りたいと思います!」と笑顔。それに対して、カルロ・ピノ選手も「こっちもJPさんとの友情を深めてきたので負けない気持ちでがんばります!」と応戦する。


どちらのチームも全員が睡眠をこなしており、自信を示した第2試合。
ドライブゲージファイナンスが3勝以上もぎ取り勝利しました。

3位決定戦 & 決勝の行方
3位決定戦では大将・Shuto選手の貫禄の締めにより、SLEEPINKDRAKEが意地の勝利。

そして迎えた決勝。快眠!おじベロス vs ドライブゲージファイナンス。
Zerost選手はドンピシャ選手への初勝利を目指し、YAS選手もハイタニ選手に対してリュウ対策をしてきたりと、各々が負けられない理由を持った決勝戦でした。
両者2対2の点数を獲得して大将戦へともつれ込みもみ、大将・板橋ザンギエフ選手のウルトラフィニッシュで快眠!快眠!おじベロスが優勝をもぎ取りました。

表彰では快眠の王に贈られるMVSの発表も!
見事、素晴らしい睡眠と闘いの連係プレイを魅せた「快眠!おじべロスチーム」が優勝に輝きました!
大将を務める板橋ザンギエフ選手は昨年も出場しており、カワノ選手にリベンジ出来てよかったと喜びの笑顔をトロフィーと共に応援席へ向けました。

また、今回は「睡眠」が肝となる大会でしたので、MVSと呼ばれる独自の賞も存在しました。
計測ツールにて算出される睡眠スコアを元にした賞であるMVS(Most Valuable Sleeper)は常闇トワ選手に!上位者も併せて発表されましたが、多くが80点台を獲得しており接戦に。89点を出した常闇トワ選手は「次は90以上を目指したいです!」と意気込んでいました!

“睡眠 × eスポーツ”の可能性
参加者からも、睡眠の重要性に対するコメントが大会中多く寄せられた今大会。
eスポーツは時間無制限の練習・大会スケジュールが常態化しやすい傾向があります。そんな業界の課題を、“ゲームも睡眠も本気で楽しむ”という逆説的アプローチで解決に近づけたSLEEP FIGHTER II。世界のゲーマーに「まず寝ようぜ!」と呼びかける日本発ムーブメントになる日も近いかもしれないです。
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