加藤純一さん単独インタビュー&総合レポート “配信者ハイパーゲーム大会、そしてこれから”。「人の感情がちょっとでも僕で動いて欲しい」

2024.3.22
加藤純一さん単独インタビュー&総合レポート “配信者ハイパーゲーム大会、そしてこれから”。「人の感情がちょっとでも僕で動いて欲しい」

配信者ハイパーゲーム大会を現地写真と振り返る

 ここで、配信者ハイパーゲーム大会を現地写真と共に振り返っていきましょう。会場内は撮影禁止でしたが、今回ありがたいことにprogaming.jp編集部で撮影許可を頂き、来場者はもちろん配信上で見ていた方々にも会場の盛り上がりが伝わるように現地撮影をしてきました。本記事では大会全体の様子を写真中心にお伝えします!各試合の結果や各日の様子が気になる方は以下リンクからご覧いただければと思います!

第二回もハイパーなイベントに

 第二回配信者ハイパーゲーム大会の会場は“Kアリーナ横浜”。前回と同様の2DAYSで開催された本大会。2日間で4万人近くが来場、オンライン配信の最大同時接続数約30万と、出演した数々の配信者そして視聴者やファンの熱気を毎秒感じられた素晴らしいイベントでした。

 配信者ハイパーゲーム大会の特徴は豪華な出演者や熱量の高いオフライン会場での実施はもちろんですが、OPENREC上で本編が全編無料配信される点もありました。筆者が今まで見てきたイベントや大会で、この熱狂的な規模かつ全編無料配信は配信者ハイパーゲーム大会以外に出会ったことがありません。

 出演者の方々がイベント中笑顔で過ごしている姿を見られて、ファンも笑顔に。オープニングの出場シーンでは、各チームがリーダーそれぞれの要素や配信発祥のネタなどを取り入れた個性あふれるポーズをみんなで取ったり……配信で見ていたことがリアルタイムに目の前で起きるのも、ファンとしてたまらない瞬間です。

 出演者として各チームのメンバーはもちろんのこと、チェアマンの加藤純一さん・駆けつけた関優太さん・キャスター陣の岸大河さん/OooDaさん/平岩康佑さん/石田晴香さんも笑顔で試合の様子を見守っている様子が。キャスター陣も出演者として全力で楽しんでいる姿が見られるのも、配信者ハイパーゲーム大会は素敵です。

左から、岸大河,OooDa,加藤純一,石田晴香,平岩康佑
左から、OooDa,加藤純一,関優太,石田晴香

 試合中もチームメンバー同士が連携を取るボイスチャットの音声が会場に響き渡り、仲間とのトークや面白い一幕が歓声を毎秒生み出していました!

 出場シーンではみんなでグータッチや手を振る姿も!

配信者との「距離の近さ」をより感じた2日間

 普段は画面越しにコメントを通して交流している配信者と視聴者が、オフライン会場で手を振り合い、時にはステージの傍まで駆け寄り交流をするなど、配信以上の距離の近さを感じる瞬間がいくつもありました。

 配信者ハイパーゲーム大会の魅力は、やはり固定された流れや位置に留まることなく出演者それぞれが自由に動き、視聴者やファンと一緒の時間を生み出していたことでしょう。マリオメーカー2の試合中に一度全員がゲームオーバーして時間切れがリセットされるも、面白いから誰かがゴールするまで続けよう!という最高の流れや、試合外でも出演者がステージ傍までふとした瞬間に訪れてファンと交流したり……。出演者全員、チームで優勝を目指すことはもちろんなのだが、それ以上に「自分もみんなも楽しい時間」にしたいという気持ちが強く伝わってきました。

 布団ちゃんさんもソロで壇上に立ちあがり、アツい一言を観客へ投げかけていました!

 かものはしさんとRaMuさんがステージに座り、ファンの顔を見ながら語り掛けるような姿も。

 休憩時間中、はんじょうさんも記念写真をパシャリ。自身のラップソング「はんじょうブッダチルドレン」になぞらえたポーズで!はんじょうさんもファンも喜ぶ一枚となった。

 TEAM k4senのメンバーもステージ間際まで赴き、ファンに手を振る。試合中もメンバーのこくじんさんを中心にコール&レスポンスを煽り、目の前の観客全員を沸かせていた。

笑顔、涙、絆、闘志。出演者と観戦者・視聴者の感情が動いてひとつになる。

 配信者ハイパーゲーム大会の魅力として、ファンとの距離の近さや会場配信全ての人が笑顔で楽しんでいたこと、配信で見ていた姿をオフラインで直接見られることなどを挙げてきましたが、まだまだあります。それは各出演者の熱い試合模様、そして試合を通じて会場全体が揺れ動く感情です。

 配信上で大会へ向けて練習を続けてきた配信者の姿を、ファンは何時間も見て会場へ来ています。数多くの時間練習して、緊張、自信、闘志……様々な気持ちがそれぞれの配信者の中にあったはずです。

 配信者へ向けて毎試合、会場から名前を叫び応援する声が飛び交っており、本気の思いやストーリーは視聴者・ファン・観戦者へ強く伝わるのだと心の奥まで実感をしました。

 配信上で「スト6」へ向けて数多くの練習を続け、緊張している中で試合に勝利し号泣するRaMuさんに、試合中はもちろん試合後も多くの歓声や名前を叫ぶ声が響き渡りました。勝利の瞬間、配信でのストーリーが蘇るような感動があります。

 そして、おにやさんもこうさんが長年連れ添ったサングラスを外し正面対決するシーンも。ついにあの二人がサングラスを取り、サングラスが相応しいのはどちらか勝負。おにやさんは7年振りにサングラスをもこうさんへ返し、突然の魂の師弟対決に会場全体を沸き起こしました。

 お互いに一瞬も譲らない闘いの中で、見事勝負を制したのはおにやさん。もこうさんは勝負に負けたものの「負けたのは悔しいけれど、めちゃくちゃ楽しかった!!」と最高の一言!

 他にも、この記事では紹介しきれないくらいの名シーンが毎分レベルで起きており、ぜひ配信本編のアーカイブをOPENRECでご覧いただきたいです(アーカイブも全編無料配信中です)

 スト6の大将戦となったこくじんさん対たいじさんの試合も是非見ていただきたいです!言葉では表わしきれないほどにアツい闘いでした!

そして閉幕。勝利はTEAM もこうに!

 どのチームも健闘しお互いに譲らない中、数多くの激闘を駆け巡り、総合優勝はTEAM もこうに!優勝が決まった瞬間、チームメンバーは抱き合い勝利を喜ぶ姿が!

 惜しくも優勝を逃したチームリーダーは涙し、次回は必ず優勝すると闘志を燃やす瞬間も。だが、勝敗以上に「このチームで戦えてよかった」「最高のチームだった」と話すリーダーたちを見て、仲間との絆が深まったことを強く感じさせられました。

 「今回絶対に優勝したかった!」とドラフト配信から優勝の瞬間まで語っていたもこうさん。優勝を見事チーム全員で実現し、最高にかっこいい姿で横浜を揺らしました!!

 第二回配信者ハイパーゲーム大会はTEAM もこうの優勝で幕を下ろし、また各々を配信上で見る日常へ。本大会を通じて、今まで気づかなかった配信者の魅力や意外な一面に触れられた方も多いはず。インタビュー中、加藤純一さんは「感情がちょっとでも僕で動いて欲しい」とおっしゃっていました。第三回の開催は未定ですが配信者ハイパーゲーム大会はもちろん、感情を動かされる新しい「何か」がきっとこれからも起きると思うと、ワクワクが止まりません!

ほんとはこしあん派

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