
2025年3月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり、両国国技館にて『VSPO! SHOWDOWN powered by RAGE』が開催されました。本イベントは、ゲームに本気で取り組むメンバーが集まってeSportsの良さを広げていく、次世代 Virtual esports Project「ぶいすぽっ!」が総勢23名のフルメンバーで参加する一大イベントとして実施され、5つのゲームタイトルで強力なライバルチームに挑むチャレンジイベントです。
今回は、イベント本番の感想や約2週間に渡った練習期間を振り返ってのエピソード、新たなチャレンジについて、本イベントの大トリを飾った『League of Legends(以下、LoL)』に出場されたチームリーダー、千燈ゆうひさんにお話しを聞かせて頂きました!

RIVALチーム:まざー3(TOP)/k4sen(JG)/鈴木ノリアキ(MID)/SHAKA(ADC)/トナカイト(SUP)

緊張したし、楽しかったし、気分も良くなったし
――イベントお連れ様でした!LoL部門2-1で勝利おめでとうございます!まずは率直に本日のイベントの感想をお願いします。

千燈 ゆうひ さん(以下、千燈):これまで短期間のスクリムはあったんですが長期間のスクリムは経験が無くて、ここまで大きなイベント自体がそもそも初めてで。”みんなで成し遂げたこと!”という感じが凄く大きくて。緊張したし、楽しかったし、気分も良くなったし、いろんな感情が渦巻いて「とにかくすごかったなぁ」という感じですね!
――”しゃるる杯”などのオンライン大会と違い、現地の様子が見えることで、これまでと違った部分はあったでしょうか?
千燈:めちゃめちゃ緊張しました。やっぱり、人が出向いてきてくれているというのが、お家で見るのとはまた違う重みがあると思っていて。始まる直前のムービーが流れている時も凄く緊張していて、最初の方は何をやったのかも今は覚えていないです…。でも、みんなの様子を見れてこっちが反応できるというのが新鮮で楽しかったです。
――k4senさんの”収穫 the k4sen”発言が話題となっていますが、先日、千燈さんも「某農業ゲー22」をインストールされていたご様子。これはもしや”収穫 the k4sen”を本気で狙っているということでしょうか?
千燈:あれは決してそんなわけではなくて(笑)。狙えるなら収穫 the k4senも狙いたいですけど、あれは本当に息抜き用にインストールしていました。
――練習期間中も、チームメイトの一ノ瀬うるはさん、ライバルチームのk4senさん、鈴木ノリアキさんと一緒に農業をされていましたが、対戦相手との間に何か駆け引きはあったのでしょうか?

千燈:もちろんありました。お互いの練習時間を削り合っていましたし、情報戦も繰り広げていました。ピックの話でも駆け引きがあり、そのあたりでお互いにチクチクと探り合っていました。配信では和やかに見えていたかもしれませんが、裏ではかなりバチバチでしたね(笑)。
――今回、LoL部門のリーダーとして参加されていました。リーダーかつジャングルという、指示を出さないといけない、でもどこまで命令していいのか…。と難しいことも多かったと思いますが、特に大変だったところはどこでしょうか?
千燈:最初の方は”コールをどうしよう”というのを悩んでいました。本当の最初期はノーマルでマッチングする相手だったので必ずしも5人チームではありませんでした。こっちがチームゲームをすれば上手くやれてたんですよ。それが終わって、スクリム相手やライバルチームと戦うようになってから、上手く勝てなくなっていって。チームゲームとしてのプレイングだったりとか、それぞれやっていて苦しいレーンがあったりして上手く行かないなっていう所があって。そこで、さらに自分がちゃんと動かせればという部分があったんですけど、それをチームメイトのみんなが補ってくれました。最後の方はコールの部分もみんなが担ってくれていたので。みんながめちゃくちゃ成長してくれて。一番レートが高いのでこんな言い方になっておこがましいかもしれないんですが、それが凄く嬉しかったです。そこができたから勝てたんだと思います。
――チームで一番レートが高い&影響力のあるジャングルというロールもあって、練習期間中から背負っている印象を受けていました。1戦目、苦しい展開で負けてしまったとき、チームの様子はどうだったのでしょうか?
千燈:負けていると静かになってしまうことってあるじゃないですか。そんな感じでわりとどんより気味でした。普段はしないんですけど、柄にもなくへらへらしてみたりして、チームの雰囲気をなんとか和やかにできないかなとかは思っていましたね。
――会場では部分的にVCが流されており、千燈さんの場合だとヘラルドを”産んでいる”シーンが綺麗に流されていて会場では笑いも起きていましたが、何かVCでの見どころがあればちょっとだけ教えてください。

千燈:見どころか~。やべ~全然覚えてね~(笑)。一番覚えているのは、3戦目の最後で相手のネクサスを割る直前で、カスタムでよくある「ダメージ稼いで!」って言おうと思ったんですけど、チームのみんなが全然そんな空気じゃなかったし、唯一生き残ってたのもヘンディーさんのユーミだったので、「流石にやりすぎなんかな!?」と思ってやめました(笑)
――コーチのしゃるるさんやQooさんとはどのタイミングで会話されていたんでしょうか?
千燈:試合の合間とピックのタイミングでフィードバックを受けていました。ただ、時間がカツカツで、本当に試合の直前ぎりぎりまでフィードバックを受けていました。
――本日だと特にチームを背負うようなキャリー系のチャンピオンを選択されていましたが、その辺りもコーチ陣との会話の中で決められたのでしょうか?
千燈:1戦目については、ボリベアとリリアで悩んだんですけど、ボリベアで行こうと自分で決めました。序盤からガンクで試合を動かせるだろうと思って。ただオフラインでの試合だったこともあってライバルチームが凄い堅実で、全然ガンクが刺せなくてボリベアの強みが一切活かせないまま負けてしまったので。その流れを受けて、ファーム系で尚且つ自分でダメージを出せるリリアを出したらどうかというフィードバックがあったので、2戦目はリリアをだしました。
――実際、2試合目3試合目ともにリリアで大健闘されているように見えましたが、今日のリリアには何か行けそう!という感触はあったのでしょうか?

千燈:いや!リリアに関しては全然自信が無くて。練習期間中も出してなかったので「これいけんのか!?」って思ってました。でも2試合目の序盤の流れを見て、相手はシャコなのに序盤のガンクが刺せてないのを見て、そこからだんだん「ファームしてたら行けるな!」ってなって、そこからは常にウルトを狙っていました。フラッシュインQみたいな。あんまりできなかったんですが。
――決して、自信があってのリリアピックではなかったんですね。
千燈:そうですね。でも、元々考えとして、自分がダメージを出さなきゃいけないときはそうしようとチームでも話していました。スクリムで上手く行かなかったので無しになったのかと思っていたら急に出てきた部分はありますけど(笑)
――良くも悪くも、しゃるるさんにチーム全体が揺さぶられたというか、”沼らせられた”部分はありましたか?
千燈:そうですね!しゃるるさんね、急に本番で言う事変えてきますからね!急に「これやろう」って唐突なピックが出てくる。前もそうだったんですよ!
――練習中も、「ザイラはタンク」「ザイラはキャリー」と揺さぶられていましたね。
千燈:そう!そういうところあるんですよ!でも、勝てたんで(笑)
――しゃるるさんのハッピーバースデーはどなたの発案だったんですか?

千燈:あれはらむちが考えてくれました。最初は買っても負けても歌うつもりだったんですけど、負けた時に歌うのは正直アレかな…って感じになって、みんなで相談して「勝てたら歌おうね」って言ってたんです。だから勝てて、歌ってあげれて、喜んでもらえて本当に良かったです。
やれることは全力でやりたいと思って取り組んでました

――本イベントを終えて、今後チャレンジしてみたいことなどは考えているでしょうか?
千燈:イベント最後のインタビューでも答えたんですが、1試合目の構成に対抗できるJGピックの幅が私の中になかったので、今後はそれに回答できる構成を見つけて、そのプールを増やして、同じ構成と戦いたいなと思っています。そこが本当に悔しくて!
――練習期間中もですが、千燈さんはかなり向上心が高いですよね?勝っても「もっとうまくできたんじゃないか」という考え方をされているように見受けられます。
千燈:何ていうか。自分はぶいすぽっ!にくるまではコーチングなんて受ける機会が無かったんですよ。受けたいな、という思いはあったけど時間的な制約もあったし。今はコーチングを受けられる機会がありがたいことにあるので、やれることは全力でやりたいなと思って取り組んでました。
――コーチのしゃるるさんもいらっしゃる”げまげま”のメンバーが「KR合宿」をされていましたが、千燈さんも「KRマスターチャレンジ」みたいなことは今後あるのでしょうか?
千燈:いや~やりたいですね!KRサーバーでのプレイってLoLプレイヤーみんなの憧れだと思うので機会があればやってみたいんですけど、個人的にはウォッチパーティなどもさせてもらってプロプレイヤーさん達の普段の練習とかが気になっているので、自分も混ざって同じように練習してみたいな~と思っています!
――最後に、本日のイベントに来てくれた皆さん、配信で見てくれた皆さんに向けて一言コメントをお願いします!
千燈:VSPO! SHOWDOWN。2週間以上におよぶ長期間だったと思うんですけど、追いかけて応援してくれたみなさん、スクリム相手のみなさん、コーチ陣の皆さん、ライバルチームの皆さん、応援してくれたみなさん、運営さん達、関わってくれたすべての人、本当にありがとうございました!初のオフラインイベントだったんですけど、また同じようなイベントをめっちゃやりたいな~!と、もう既に思っているので、機会があったらその時も応援してくれると嬉しいです!ありがとうございました!

――お疲れのところ、長時間のインタビューありがとうございました!
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