Topics

「KEIO CUP STREET FIGHTER 6」現地レポート-優勝のガチくん選手にインタビュー

ストリートファイター6

1月27日(土)~28日(日)に京王電鉄株式会社、株式会社TechnoBlood eSports、株式会社ユウクリが「KEIO CUP STREET FIGHTER 6」を東京ビッグサイトにて共同開催しました。

昨年の発売から様々な媒体で話題が絶えない『ストリートファイター6』のオフライン大会として開催されたKEIO CUP。
progaming.jpでは1月28日に行われた決勝戦の現地レポート&優勝選手インタビューをお届けします!

KEIO CUP STREET FIGHTER 6 とは?

KEIO CUP オフライン会場の様子

KEIO CUP STREET FIGHTER 6
開催日:1/27(土)~1/28(日)
開催元:京王電鉄株式会社、株式会社ユウクリ、株式会社Techno Blood eSports
開催場所:東京ビッグサイト 南1・2展示場「東京esportsフェスタ2024」内
賞金総額:60万円(優勝50万円、準優勝10万円)
公式サイト:https://keio-esports.com/keio-cup/vol2/

「STREET FIGHTER 6」の大会は国内外で多く開催されていますが、本大会は数々の予選試合を勝ち進んだ一般応募選手とプロ選手が対決するというアツい特徴から、格闘ゲームを愛する多くの選手やファンが注目していました。

多くのプロ選手が登場!

招待選手一覧 引用元「KEIO CUP STREET FIGHTER6 公式サイト」

勝ち進んできた強者の一般選手と数多くの競技シーンで活躍しているプロ選手の、互いに一歩も引かずに技を交える貴重な試合はもちろん、プロ選手対プロ選手の白熱する闘いも見られた本大会。

ちなみに筆者は、本大会4位まで勝ち進んだ一般応募選手である「くらま選手」のプレイングに魅了されました。

Day2も会場・配信共に大盛り上がり!

試合を間近で見られるのもオフライン大会の醍醐味!

会場には多くのスト6ファンが集まり、アツい試合を観覧&応援していました。

実況のアールさんは車掌の制服を、解説のふり~ださんは鉄道整備士の作業服をバッチリ着こなして登場。なんとこちら、京王電鉄で実際に使用されているものとのことで驚きです。
お二人の普段見られない衣装を拝めるのも、KEIO CUPの醍醐味かもしれません。

京王電鉄の正式な制服を着こなす実況解説のお二人(左・アール氏、右・ふり~だ氏)

大会名の通り「京王電鉄株式会社」が開催しており、実況解説や選手インタビュー内でも鉄道に絡めたワードが飛び交ったのも見どころです。

試合開始は「出発進行!」、ウイナーズサイドは「特急」や京王線の有料座席指定列車「京王ライナー」、ルーザーズサイドは「各駅」、相手を封じ込めることを「車庫」、グランドファイナル戦を「終点」など、鉄道とスト6は紙一重かと思うような名言が数多く生まれました。

会場には特別ゲスト「NOモーション。」のお二人も

数多くの名試合の末、決勝へと進んだのはガチくん選手ともけ選手!

ガチくん選手はウイナーズサイドを勝ち進み、もけ選手はラウンド2で負けたもののルーザーズサイドを勝ち進み、グランドファイナルへとそれぞれ進出。お二人はラウンド2にて一度対戦しており、二度目の出会いとなる非常にアツい展開。

決勝前にインタビューを受けるお二人(左・ガチくん選手、右・もけ選手)

決勝戦1戦目ではもけ選手が先制し、まさかのリセット戦へ持ち越し。
しかし2戦目以降でガチくん選手が一気にペースを取り戻し、見事優勝に輝いたのはガチくん選手でした!

見事優勝したガチくん選手インタビュー

ガチくん選手の優勝直後に撮影した、笑顔が素敵な1ショット

ガチくん
Good 8 Squad所属、広島県出身の格闘プロゲーマー。
「CAPCOM CUP 2018」では見事優勝を果たし、「ストⅤ」部門では日本人初の世界王者に輝いた。STREETFIGHTERシリーズで「ラシード」を使いこなし、綿密なキャラクター研究と丁寧な立ち回りを武器とした堅実なプレイスタイルが持ち味。

—— 優勝おめでとうございます!GrandFinalではもけ選手と互いに引くことのない激戦が繰り広げられていましたが、今日の勝利の決め手はどこでしたか?

ガチくん:昨年末にもけと大会で対戦に当たり負けていたので、その試合での反省点が結構ありました。その試合ではズルズルと負ける形になってしまい、試合中自分の手札をかなり削られたのですが、今回の試合では削られたとしても必ず手札を使うように最後までやり切った結果だと思います。

—— 今回は京王電鉄開催の大会とのことで、多くの電車にまつわるワードや実況が飛び交いましたが、今回のような特徴ある大会はいかがでしたか?

ガチくん:僕は電車や鉄道が好きなので嬉しかったですし、京王電鉄さんのような有名な企業がストリートファイター6やeSportsに注目して大会を開いてくださることは非常にありがたいです。

優勝賞金授与のシーン

—— 直近では「CAPCOM CUP X」への出場があると思いますが、そちらの大会への意気込みを聞かせてください

ガチくん:僕は「CAPCOM CUP」のオフライン大会や本戦に出ることが5年ぶりくらいなので、優勝を狙うことはもちろんですが、まずは「CAPCOM CUP」という舞台で戦えること自体やどんな強い選手と戦うことができるのかをとても楽しみにしています。大会へ向けて頑張っていきたいです。

—— 「CAPCOM CUP X」で注目している選手や対戦相手としてマークしている選手、キャラクターがもし居れば教えてください

ガチくん:マークしている選手はそこまでいないですけど、キャラクターはやっぱり「ルーク」が一番多いと思うので、今はそこを重点的に対策しているところですね。まあ、注目選手は僕で!

京王電鉄・山口氏からの優勝トロフィーを手にするガチくん選手

progaming.jpでは、決勝試合であるGRAND Finalでのガチくん選手対もけ選手の名シーン解説記事を公開中です。
圧倒的な劣勢を覆す、ガチくん選手の”勝負強さ”の解説をぜひご覧ください!

KEIO CUPの次回開催にも期待大!?

大盛況でKEIO CUPは幕を閉じました!

配信も会場も大盛り上がりのKEIO CUP、京王ライナーのように乗り心地最高の名試合に溢れた大会でした。

大会内では「京王電鉄さんぜひ来年の開催も!」や「高評価が多かったら来年も開催のチャンスが…!?」など、盛り上がりを感じる言葉が多く上がっており、次回の開催にも期待大です!

鉄道と絡めたワードが飛び交う見どころの多さ、そしてどの試合もアツく白熱した本大会、ぜひ配信アーカイブもご視聴ください!